光山鉄道管理局MARK2

鉄道模型やレイアウトについて工作・増備・思うことなどを羅列しています。 なお、こちらはメインブログのアーカイブです。

「時刻表完全復刻版」1964年10月号。

 今回はJTBパブリッシング発の1冊から
 2019年初版と言いますから、かれこれ6年前の本ですが、鉄道ファンではおそらく持っていない人の方が少数派では無いかと思われる「時刻表完全復刻版」、1964年10月号。
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 これを2025年にもなってようやく入手しました(大汗)

 1964年の10月は「東海道新幹線開業の月」にして「東京オリンピック開催の月」でもあり、この日を境にして鉄道も社会も大きく変化するとっかかりの時期でもあります。
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 これらの時代のダイナミズムをストレートに伝えてくれるアイテムとして「時刻表」ほど適当な一冊はないのでは無いでしょうか。
 そんな思いに駆られて本書をめくると隅から隅まであの時代の熱気が詰まっているかのような情報の洪水が遅襲いかかってくる様な錯覚を覚えます。
 今よりもはるかにローカル線が多い上に、夜行列車の黄金期の中、路線によっては24時間列車が走り続けている様なところもあった時代。
 JRの通勤電車が「国電」と呼ばれ、戦前の車両とカラフルな新性能車が交錯し、一種独特な空気を形作っていた時代。

 そんな時代の空気が丸ごと凍結保存されているのが昔の時刻表といえますし、読む人が読めばその場で「時代の空気を解凍できる」楽しみもあります。ボリュームが半端ないだけにいつ読んでも、何かしら一つや二つの発見が得られる」のも時刻表の愉しみであります。

 そんな時刻表の魅力を体感するにはダイジェスト版では不十分で「一冊丸ごと復刻」という形態こそが最も向いています。
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 興味と用事のない人種にとっては、無味乾燥な単なる数字の羅列にしか見えないのに、見る人が見れば「時代を濃縮した一冊」「一度読み始めるとなかなか抜け出せない迷宮」にすらなるという時刻表の特徴を再現するのに「完全復刻版」というのはこの上ない形態だと思います。

 いかなる解説本もこの1冊には叶わないでしょうし、この1冊をきっかけに時刻表の迷宮に迷い込むビギナーも一人や二人はいたのではないでしょうかw

 わたし的には「寝る前に布団の中で読む一冊」として重宝しそうです(笑)